11月5日から10日にかけて、第8回中国国際輸入博覧会が上海で順調に開催されました。自由貿易試験区青島エリアが区内の120社の購買に特化した企業、335人の業界関係者を組織して輸入博に参加し、累計で購買予定金額3.63億ドルを達成し、試験区取引団の過去歴代の輸入博覧会における購入金額の最高記録を更新しました。

今回の輸入博覧会には、155の国・地域及び国際機関が参加し、海外からの出展企業数は4108社、展示総面積は43万平方メートルを超えました。自由貿易試験区青島エリア取引団の分団は事前に計画を立て、準備を入念に行い、団体の規模は前回より大幅に拡大しました。展示会期間中、試験区の購買に特化した企業は商業・貿易に関する商談を深く行い、購買には食品、酒類、健康食品、化粧品など多岐にわたる分野の商品をカバーし、その構造はより多様化になり、国際協力のレベルをさらに向上しました。これにより、試験区の企業が国際協力チャネルを積極的に拡大し、継続的に世界の高品質な資源とのマッチング・交流を深化させる姿勢を十分に示しました。

特に注目すべきは、試験区内の多くの企業が最新の製品と技術を携えて輸入博覧会に相次いで出展し、試験区企業の開放・革新、および国際市場への深い参入という国際的な視野を示したことです。

さらに、青島不亦楽乎供応鏈有限公司はカナダの有名栄養ブランド「D-sorb」と共同で輸入博覧会に初登場し、多くの革新的な栄養・健康製品を紹介し、国内外のバイヤーから広く注目を集めました。

近年、輸入博覧会は自由貿易試験区青島エリアが対外開放を深化させ、産業の高度化を推進する重要なプラットフォームとなっています。試験区は輸入博覧会のスピルオーバー効果を継続的に拡大し、区内企業による国際協力の強化、輸入チャネルの拡大、貿易構造の最適化を推進し、より高いレベルの開放型経済の新たな先進地の建設に貢献しています。

2025年の1～9月において、自由貿易試験区青島エリアの対外貿易輸出入額は1361.4億元で、貿易規模は持続的かつ着実に拡大しています。このうち、輸出額は561.5億元で、前年同期比9.1％増となり、複雑な国際経済環境においても堅調な上昇傾向を維持しています。