4月9日、「山東科学技術大学ハイエンド裝備産業革新研究院」および「山東省鉱山智能裝備協同採掘技術重点実験室」が青島自由貿易試験区で正式に揭牌されました。山東科学技術大学党委員会書記の王君松氏、青島西海岸新区工作委員会副書記兼青島自由貿易試験区管理委員会主任の高善武氏、山東科学技術大学教授で山東師範大学元学長の曾慶良氏が揭牌式に出席しました。

山東科学技術大学ハイエンド裝備産業革新研究院は、青島自由貿易試験区初の大学科研成果転化プラットフォームプロジェクトであり、2024年7月23日に調印・設立されました。このプロジェクトは、「三大プラットフォーム」、すなわち新製品研究開発プラットフォーム、新製品試作プラットフォーム、新製品テストプラットフォームを構築し、全ての成果転化による企業を青島自由貿易試験区域に立地させる予定です。設立から半年で、研究院は既に5件の成果転化を完了し、42件の知的財産権を出願し、合計37人の人材を導入しました。そのうち修士号・博士号取得者の人材が半数以上を占めています。

同時に揭牌された「山東省鉱山智能裝備協同採掘技術重点実験室」は、山東科学技術大学が有する鉱業工学、機械自動化、人工知能などの分野における学術的優位性を活用し、鉱山の無人化採掘、智能裝備の協同制御、グリーンで安全な採掘などの重要技術の集中研究に重点を置き、業界の「ネック（ボトルネック）問題」の解決に取り組んでいます。

研究院と実験室の正式な揭牌は、青島自由貿易試験区における大学と地域の連携が新たな段階に入ったことを示すとともに、区域のハイエンド裝備産業発展に対し、強力な科学技術と人材の支援を提供することになります。今後、区域は自由貿易試験区の政策革新の強みを十分に発揮し、大学の研究強みと連携しながら、「教育チェーン―人材チェーン―産業チェーン―革新チェーン」の深い融合を持続的に推進し、ハイエンド裝備産業クラスターへ絶えず新たな動力を注入していきます。