このほど、自由貿易試験区青島エリアでは、優良企業を対象にした第6回「スマート製造及び先端科学技術探求の旅」テーマ研修イベントが開催されました。イベントには、同エリア内の先進製造、水上運輸物流、国際貿易などの分野から13社の企業代表者16名が参加し、自由貿易試験区青島エリア工作委員会委員であり、管理委員会副主任の郭宝存氏が率いるチームもこのイベントに参加しました。

今回のイベントでは、スマート製造、人工知能、デジタルトランスフォーメーション、新エネルギー応用といった先端分野に焦点が当てられました。企業代表者たちは、シュナイダーエレクトリック(中国)有限公司、バイトダンス本社、百度Apollo Park自動運転基地など、業界のリーディングカンパニーを次々と訪問し、最先端の科学技術製品と技術応用シーンを間近で見学しました。また、技術開発・イノベーションや産業実装実践などにおけるベンチマーク企業の成熟した経験と先進的な理念を学びました。
青島思鋭智能科技股份有限公司の張叢副総経理は、「今回の研修を通じて、業界の最新動向を直観的に把握し、企業がデジタル化とAI技術の融合による成長の道を模索する上で有益な参考となった」と述べました。
今年に入り、自由貿易試験区青島エリアでは企業のライフサイクル全体にわたるニーズを重視し、優良企業を対象に一連の研修イベントを展開しています。これまでに、パナソニックエレクトロニクスや思鋭智能など64社(回)の企業から100名の代表者を組織し、シンガポール、日本などの国や北京、深圳などの国内先進都市を訪問して交流を実施しました。その中で、39社のエリア内の企業が訪問先のベンチマーク企業と協力に関する予備的な合意を形成しています。

今後、自由貿易試験区青島エリアは、より多くのハイレベルな交流・協力・連携の場を創出し、エリア内の企業が先端技術と的確に結びつき、先進的な理念を取り入れるよう支援し、より高品質で安定した発展を実現します。
