7月17日、「革新駆動・生態協調・未来共栄」をテーマに掲げた2025アジア太平洋(山東省)先端半導体産業交流会が青島市で成功裏に開催されました。中国、日本、韓国などの国と地域から100人以上の専門家・学者及び企業代表者が一堂に会し、半導体産業の技術動向について話し合い、発展構想を共有し、革新経験を交流しました。

自由貿易試験区青島エリア工作委員会委員・管理委員会副主任 隋斌氏、集積回路材料産業技術革新連盟(ICMTIA)事務総長・中国半導体業界協会半導体サポーティングインダストリー支会事務総長 石瑛氏、山東省半導体業界協会事務総長 孟祥玖氏が会議に出席し、それぞれ挨拶しました。北京大学集積回路設計科主任・集積回路学院副院長 魯文高氏をはじめとするゲストも会議に出席しました。
当交流会は半導体の先端技術、産業政策、サプライチェーンの強靭性などのホットイシューに焦点を当て、メインフォーラム、産業非公開座談会、需給ビジネスマッチングミーティングとの三つの部分を設けました。同時開催の2025アジア太平洋国際半導体技術・応用展覧会には、青島思鋭智能科技股份有限公司(SRI INTELLECTUAL)など50社以上のリーディングカンパニーが出展し、半導体業界の最新の技術成果と応用例を展示し、さらに来場者に多くの交流と協力の機会を提供しました。

半導体産業は現代経済社会の発展を支える先導的・基礎的・戦略的産業であり、さらに新たな科学技術革命と産業変革を推進する核心的な力でもあります。関係者の説明によると、集積回路材料産業技術革新連盟は、設立から10年以上が経ち、200社超の企業を結集し、半導体材料の全体系をカバーし、中国国内技術水準の向上及び産業チェーンの協調発展を推進してきました。山東省は半導体産業を「新旧原動力の転換」の重要な原動力とし、しっかりとした工業基盤、豊富な応用シーンおよび政策支援により、産業チェーンの協調的革新生態の構築を加速しています。青島市は集積回路産業の発展高度に重視し、集積回路産業を「青島市10大新興産業」のトップ1、「10+1」革新型産業体系の中心として位置付け、青島市集積回路産業パークを中心とした集積回路産業の協調発展の枠組を形成しています。
当交流会には世界トップの科学研究機関、業界をリードする企業、業界の専門家が集まり、ハイレベルな対話、技術の研究討論、成果展示、ビジネスマッチングを通じて、先端半導体技術の革新と生態協調を加速し、グローバル産業チェーンのウィンウィン協力の推進に貢献しました。また、青島市集積回路産業の発展に新たな視野を開き、青島市、さらには山東省の集積回路産業の高品質且つ高水準な発展を実現するための推進力となるでしょう。
青島市集積回路産業パークは2022年11月の設立以来、ハイエンド化、スマート化、グリーン化、クラスター化という発展方向を中心に、科学技術イノベーションを牽引役として、新たな質の生産力を育成・発展させることにより、集積回路産業の規模は持続的に拡大し、生産高も着実に向上しています。青島都市建設投資(集団)有限責任公司は直属国有企業としての責任を果たし、産業パークの発展に深く関与し、試験区の専門チームとともに産業パーク計画の将来性研究、専門施設投資開発、産業連携型企業誘致、専門ファンドの設立などの作業を行い、これにより思鋭智能を代表とするサプライチェーン中核企業の進出及び生産開始を実現しました。現在までに、産業パークは全産業チェーンの46の関連プロジェクトを集め、投資総額約1803億元で、デザイン、製造、パッケージングテスト、材料、設備など、全産業分野をカバーしています。「中国集積回路団地総合実力TOP30」ランキングの17位にランクインし、青島市を世界集積回路産業総合的競争力都市TOP100の第81位に押し上げました。
